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写真家アレック・ソス。アメリカの今を「静的」で、永続する二次元の世界で捉える。
1969年アメリカ生まれのアレック・ソスは、ミネソタ州を拠点として活躍する現代を代表する写真家。そんなアレック・ソスの作品は、アメリカの現代を写しつつも、詩的な印象を私たちに与える。
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岸田劉生と「怖い」麗子像 /『麗子微笑』
洋画家の岸田劉生が娘の麗子を描いた有名な『麗子微笑』。なぜ、私たちはこの麗子像の「怖さ」や不気味さを感じてしまうのだろうか。理由は、とにもかくにもその独特な描き方にある。『麗子微笑』を読み解き、その魅力に迫ってみる。
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名古屋にあるヤマザキマザック美術館で、贅沢なひと時を。
2022/1/30 おすすめの美術館, ヤマザキマザック美術館, 作品, 名古屋
名古屋のおすすめの美術館の一つが、ヤマザキマザック美術館。代表作品をいくつか紹介。フランスのロココ美術から新古典主義、写実主義、印象派、そしてエコールド・パリの絵画までがずらりと展示されている。名古屋の中心地にあり、アクセスもとてもいい。
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水色の豪華なドレスを着る物憂げな女性/ドミニク・アングルの珠玉の逸品『ド・ブロイ公爵夫人の肖像』
2022/2/2 ド・ブロイ公爵夫人の肖像, ドミニク・アングル, 代表作, 肖像画
フランスの近代画家、ドミニク・アングルが描いた珠玉の逸品である『ド・ブロイ公爵夫人の肖像』。絢爛豪華なドレスやアクセサリーの精緻を極めた描写や、少し不自然な身体の描かれた方を見ながら、アングルの絵画の魅力に迫る。
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天才、ピカソ15歳で『科学と慈愛』を描く。
パブロ・ピカソが、わずか15歳で描いた油絵『科学と慈愛』。少年だったピカソが描いたこの初期の代表作を取り上げ、後の「青の時代」にも触れながら、ピカソのアートの魅力に迫る。
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大正時代、原宿の道は土舗装だった。/岸田劉生の『冬枯れの道路』新潟県立近代美術館
新潟県立近代美術館には、岸田劉生の原宿の坂道を描いた『冬枯れの道路(原宿附近写生)』 がある。草土社時代の作品で『道路と土手と塀』と同時期のものだ。この『冬枯れの道路』を通じて、劉生アートの魅力に迫る。
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松本市で、「かぼちゃ」で有名な草間彌生アートの世界を「体験」。/『痛みのシャンデリア』松本市美術館
2022/2/1 Yayoi Kusama, かぼちゃ, 松本市美術館, 痛みのシャンデリア, 草間彌生
長野県の松本市美術館といえば、かぼちゃの作品で有名な現代アーティストの草間彌生の充実したコレクションを展示していることで有名だ。今回は体験型の作品『痛みのシャンデリア』を取り上げ、若い頃の作品にも触れながら、草間アートの魅力に迫る。
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馬を愛した坂本繁二郎が描く『水より上る』
“馬の絵描き”と呼ばれた洋画家の坂本繁二郎の代表作の一枚『水より上る馬』をじっくり鑑賞。坂本繁二郎の絵の魅力に迫る。
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信濃で、東山魁夷の名作『緑響く』を楽しむ。
長野市内にある東山魁夷館には、日本画家の東山魁夷の有名な『緑響く』がある。一頭の白い馬が森の湖畔を歩む姿を描がいた幻想的な風景画だ。実際に長野県にある風景がもととなっている。『緑響く』を通して、東山魁夷の魅力に迫る。
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【高橋由一の「静物画」はとてもオリジナル。『豆腐』『鯛』『桜花図』など】
文政生まれの洋画家、高橋由一と言えば、日本で本格的な油絵を描いた最初の画家と言われる。そんな由一が描いた静物画は、オリジナリティに溢れたもの。由一の「静物画」の魅力に迫る。